“「東方三博士の礼拝」は、エキゾチックな祝祭的雰囲気のうちに富を誇示できる聖書の数少ない場面のひとつである。しかもパトロン一族の肖像を三博士の随行員中に忍び込ませることができるため、一五世紀のフィレンツェでは特に人気の高い主題だった。パトロンの贖罪意識と自己顕示欲を同時に満たすことができたのである。”
- 松本典昭 「パトロンたちのルネサンス フィレンツェ美術の舞台裏」 (via hirai)
- 松本典昭 「パトロンたちのルネサンス フィレンツェ美術の舞台裏」 (via hirai)